サブシジョン

サブシジョンとは

サブシジョンとは、クレーター状になったニキビ跡の皮膚の下にある、固く癒着した組織を専用の針で切り離す治療です。
ニキビが慢性化して炎症を起こすと、肌内部の組織が傷つき、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンなどの細胞が破壊され、皮膚組織が癒着して固くなります。その癒着により皮膚表面が下に引っ張られ、陥没・クレーターが起こります。専用の針で組織の癒着を切断・剥離することで、皮膚の表面を引き上げ、凸凹を目立たなくすることができます。

また、切断した組織が再生する際に、新しい組織が再生され、凹みが埋まる効果も期待できますが、ジュベルックやレニスナを同時に併用することで、凹んだ皮膚を持ち上げ、組織を切断した空間が再癒着しないように防ぐことができます。

①皮下組織が癒着し、引っ張られることで陥没します

②専用の針で癒着を切り離すことで、癒着がなくなり、凹みが緩和します

③ジュベルックやレニスナを注入し、凹みを持ち上げ肌をなめらかに。再癒着も防ぎます

サブシジョンの効果

ニキビ跡のクレーターにはボックス型・ローリング型・アイスピック型など様々なタイプがあります。サブシジョンは、皮膚の表面が楕円形に凹んだローリング型のクレーターに最も適しています。

専用の針を使用して線維を切断しましたら、ジュベルックもしくはレニスナを注入します。サブシジョンで開けた空間に流し込むことで、凹んだ皮膚を持ち上げ、肌がなめらかになります。また、開いた空間が再度癒着しないように防ぐこともできますので、同時注入することで1回あたりの効果が上がります。ジュベルックやレニスナも、ゆっくり体に吸収されますので、その間にご自身の組織ができていきます。

当院では、このようにサブシジョンのみではなく、薬剤も注入するためより高い効果が期待できます。

サブシジョンの治療方法

施術時間：30分

1. カウンセリングでお肌の状態を確認します。
2. 患部に局所麻酔を行ってから、サブシジョンを行います。
3. その後、ジュベルックやレニスナを注入します。
4. 治療終了です。入浴やメイクは翌日からがおすすめです。

サブシジョンの注意事項

サブシジョンの費用